女性や高齢の方でも簡単に設置でき、浸水被害を最小限に食い止められるSシステム簡易止水板をご紹介します。
当社オリジナルの止水板です。日本下水道事業団の規格を参考に製作しているため、その有用性は立証されています。ステンレスレール・FFU樹脂ボードを使用したサビ・腐食に強い素材で、FFU樹脂ボードならではの軽さを持つ点が特徴です。金属製のような重さがないため女性や高齢の方でも簡単に設置が可能で、収納時に場所を取ることもなく、一度設置すれば建物とほぼ同程度の寿命で使用できます。
また、FFU樹脂は天然木材とプラスチックの長所を兼ね備えた素材であるため、耐久性・防水性にも優れています。万が一破損した場合でもボードのみの交換で済むため、修理期間やメンテナンスを必要としません。
-
「FFU」とは、天然木材とプラスチックの優位性が融合した画期的な新素材「ガラス長繊維強化プラスチック発砲体」です。木材の風合いを持ち、軽量にもかかわらず、高い強度と防腐性を兼ね備えています。また、長期間水に浸しても吸水しないため、伸縮性・強度に変化がほぼなく、電気絶縁性も低下しません。さらに、加工性にも優れています。
優れた長所を持つFFUは、当社オリジナル止水板だけでなく、あらゆる産業の分野で広く用いられています。また、自然環境保護にも役立つことから、公的機関でも数多く採用されています。
鉄道施設JR、私鉄、地下鉄の各社に「まくらぎ」として採用されています。 水処理施設全国の下水処理場、浄水場で使用されています。 電設ケーブル保持に使用されています。 工場・水産施設水まわりにも安心して使えるため、水産・養殖施設に広く採用されています。 船舶軽量で吸水しない特性から、船舶にも使用されています。 建築木材と同様の加工や施工が可能な性質から、建築材料として用いられています。
浸水・洪水被害に遭うのは一般家庭が大部分を占めています。しかし、一般家庭が通常の止水板を設置しようと思っても、その高額な値段ゆえになかなか手が出せない……ということも。
当社では、一般家庭の皆様にもっと手軽に止水板が設置できるようにと、業界内でもかなりの低価格を実現いたしました。
Sシステム簡易止水板の設置の流れを事例とともにご説明いたします。
- 1.止水板設置前の状況確認
- 戸建ての駐車場入り口です。集中豪雨時には、道路排水溝からあふれた水が敷地内に流れ込んでいました。
- 2.床コンクリートの削り取り
- 止水板取り付け用ステンレスレール設置のため、設置位置の確認後、養生の上床の削り取りを行います。作業の間は騒音・振動が発生します。なお、作業前には埋没配管の確認を行います。
※今回の作業時間は約2時間でした。
- 3.ステンレスレール設置
- 既存の床の勾配を確認し、道路面より低い位置にならないようにレールを取り付けます。この際、出入りする車体の高さ・寸法にも注意します。
- 4.ステンレスレール固定
- レールの位置を確認後、無収縮モルタル(電化・プレコスタン)を充填して固定します。
- 5.無収縮モルタルの充填完了
- 後で仕上げ調整をするので、20ミリ程度低い状態で充填します。ここまでが1日目の作業となります。工事範囲が少ない場合は、仕上げ調整まで一気に済むこともあります。
- 6.ステンレスレール設置完了
- 7.Sシステム簡易止水板設置状況(シャッターオープン状態)
- 2分割タイプより、手軽に取り付け・取り外しができるようになっています。
- 8.Sシステム簡易止水板設置状況(シャッタークローズ状態)
- 9.レール溝 当社オリジナルの泥・ごみ防止パッキン設置状況
- 10.収納時状況(壁面設置)
- 止水板を取り付けない場合は、付属の収納用ブラケットに収めた状態で収納できます。